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情報処理の形態と関連技術

■情報処理の形態と関連技術

■データの伝達方式による分類

オフライン処理
ほかのコンピュータを接続されていない状態でデータの処理を行う事である。例えば、単独で起動された入力機器で多量のデータをまとめて入力した後に、フロッピーディスク等の媒体を介して情報を伝達し、最終的な処理を行うシステムで一括処理を行う処理形態を指す。

オンライン処理
端末に入力されたデータをネットワークを通じて中央のコンピュータに転送し、データの処理を担う処理方式の事である。端末の数を増やし、中央で一括して処理する事で、ユーザの利便性を低下させずに処理の効率化を図る事ができる。

■データの処理方式による分類

バッチ処理
一定期間、もしくは一定量のデータを集め、まとめて一括処理を行う処理方式のことである。

リアルタイム処理
何らかの状況変化に応じて、その変化とほぼ同時とみなせる許容時間の範囲内で処理を行う事を指す。

タイムシェアリングシステム(TSS)
1代のコンピュータのCPUの処理時間を細かく切り分けて、各ユーザに順番に割り当てる事により、あたかも複数のユーザが同時にコンピュータを利用しているように見せるもの。
各ユーザが使う1台の端末に割り当てられる時間は千分の1単位である。

オンライントランザクション処理
トランザクションとは、関連する複数の処理をひとつにまとめた処理単位の事である。どちらか一方が失敗したら、もう片方も失敗させ、どちらも成功したときに初めて全体を成功として処理を完了する。トランザクションとは、このような切り離せない処理単位の事である。

■コンピュータの役割分担による分類

集中処理
1台の大型コンピュータ(ホストコンピュータ)に複数の端末を接続し、クライアントからの要求処理をすべて、そのコンピュータで行う処理形態の事である。

分散処理
ネットワークで接続された複数のコンピュータで分散して処理を行う処理形態の事である。保守やセキュリティ管理・運用が複雑になるピアツーピア型とクライアント・サーバ型がある。

ア)2層型 クライアント・サーバシステム
クライアントでは、画面表示や入力等のユーザインターフェースの提供および業務処理を行い、データベースへのアクセスやデータ自体の管理は、サーバで行うというように、2つの階層に分けて構築したものである。コンピュータの負荷を軽減できる一方でネットワークに負荷がかかるというデメリットがある。
イ)3層型 クライアント・サーバシステム
2層型のデメリットを克服するため、業務処理の部分もサーバに分け論理的に3つの階層に処理を区分して構築したシステムである。
 ・ユーザインターフェースを提供する「プレゼンテーション層」
 ・業務処理を行う「ファンクション層」
 ・データベースのアクセスやデータ自体の管理を行う「データベース層」
3層型のメリット
 a)ファンクション層とデータベース層をサーバ側に配置し、ネットワーク上には要求と
   結果のみが流れるようにするため、2層型よりネットワークの負荷が軽減できる。
 b)システムのメンテナンス・改修がしやすい。2層型では、業務処理のロジックに変更が
   あった場合、データベースやインターフェースについても変更する部分が多く手間が
   かかっていた。

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