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マーケティング概論と市場

■マーケティングの基礎概念

■マーケティングの定義

マーケティングとは
1985年のAMA(アメリカマーケティング協会)定義では・・・
マーケティングとは、個人と組織の目的を満足する交換を創造する為に、アイデア、商品、サービスに関する概念形式、価格、プロモーション、チャネルを計画し、統制するプロセスである。
2004年の定義では・・・
組織的な活動であり、顧客に対し価値を創造し、価値についてコミュニケーションを行い、価値を届ける為の一連のプロセスであり、さらにまた、組織及び組織のステークホルダーに恩恵をもたらす方法で、顧客関係を管理する為の一連のプロセスである。
つまり、売買をする仕組み全体を計画、実行するプロセスがマーケティングなのである。

■マーケティングのコンセプト

プロダクト志向
「はじめに製品ありき」の考え方で、企業や開発者、設計者などが市場や顧客とは関係なく製品を作り出す状態をいう。いわゆるシーズ志向と呼ばれるものであり、プロダクトアウトともいわれる。1900年代のフォード社にこのコンセプトの原型が見られる。

販売志向
生産指向の次の段階に来るものであって、製造業における本格的な営業組織が形成されてこのようなコンセプトが発生した。この考え方は、「消費者は放っておけばその企業の製品を十分に買う事はない。だから攻撃的な販売とプロモーションを努力しなければならない」というものである。この考え方は、販売担当者にノルマを課すといったハードセリングになりやすい。

顧客志向志向
ターゲット市場を絞りその顧客の観点からニーズをつかんでいく考え方である。ドラッカーは、「マーケティングの究極の目的は、売りつける事を不要にすることである」と述べている。つまり企業や製品開発者は興味本位から生まれたものではなく、顧客ニーズの中から商品が生まれることを認識し、マーケティングはこのような考え方をもって初めてその声明を与えられるという考え方である。

■マーケティング戦略の基本

2つのマーケティング戦略のとらえ方
企業が市場に対して働きかけるマーケティング活動は、戦略体系としてとらえることが出来る。これをマーケティング戦略という。狭義のマーケティングミックスは、標的市場を決定し、その標的市場に最適なマーケティングミックスを提供するという2つのプロセスに集約される。
広義のマーケティングミックスは、マーケティング環境分析を通してマーケティング機会を発見し、マーケティング目的を明確にして、その目的に向かって標的市場を選定して、その標的市場に最適なマーケティングミックスを構築するという、一連のプロセスを含んでいる。


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